消印の集め方 郵便局に行かなくても消印を押してもらうには?

遠くの郵便局の消印がほしい!

「富士山頂の郵便局の消印がほしいけど、登るのはちょっと…」

「くまモンの消印があるらしいけど、熊本に行く予定もないしなぁ…」

大丈夫です。遠方の郵便局の消印を押してもらう方法をご紹介します。

どうすれば消印を押してもらえるの?

消印を押してもらう方法は2つあります。

  1. 窓口で依頼する
  2. 郵便で依頼する

そうです、郵便で依頼することで遠方の郵便局の風景印を入手することができます。また、切手発行から1週間しか使用されない特印も同様に郵便での依頼が可能です。

消印を押してもらう準備

欲しい消印が郵便局で使用されているか調べる

風景印の場合

日本郵便ホームページの風景印情報で、郵便局が風景印を使用しているか調べましょう。

特印の場合

少々複雑なため、入手方法含め次の記事で解説しています。

特印(特殊通信日付印)って? 期間限定・押せる郵便局も限定のレア消印!珍しいデザインを自慢しよう
特別な絵柄の特印(特殊通信日付印)の概要やもらい方について。わざわざ郵便局まで行かなくても消印を入手することができます。

郵便局が消印を使用していることがわかったら、いよいよ消印を申し込みましょう!

消印を押してもらうはがき(など)と切手を用意する

(など)としたのは、はがきじゃなく、手帳やノート・自作の台紙でも押してもらえるからです。

実は消印を押してもらっても、必ず郵便物として差し出す必要はなく、そのまま持ち帰ることができます。これを記念押印といいます。

記念押印の場合、必要な料金は「はがき」差し出し分の料金です。2017年4月現在では52円、6月からは料金変更で62円になりますね。官製はがきには郵便料金が含まれていますが、市販の絵はがきや手帳などの台紙に押してもらう場合は消印1つにつき52円切手(6月からは62円切手)を貼っておく必要がありますので注意してください!もちろん、郵便局で買ってその場で貼っても大丈夫です。

官製はがき以外に消印して持ち帰る場合は52円切手(6月からは62円切手)が必要!

また、郵便物としてそのまま差し出す場合は通常の郵便料金のみでOKです。風景印だからといって追加の料金がかかることはありません。

準備ができたら、いよいよ消印を依頼しましょう!

窓口で消印を押してもらう

郵便局の郵便窓口に行って「風景印を押してください」といってはがきや台紙を見せましょう。局員さんがしまってある風景印を持ってきて押してくれます。通常の消印と同じく公的な印章なので、残念ですが自分で押すことはできません。押す位置など要望があれば丁寧に伝えるといいでしょう。

郵便で消印を押してもらう(郵頼)

その郵便局に行けないけど消印はほしいという場合、郵便による消印の依頼が可能です。これを郵頼(ゆうらい)と言います。

郵頼の方法

郵頼の方法は次のとおりです。

準備するもの(記念押印として、手元に返送する場合)

郵便で消印を依頼(郵頼)する際に必要なもの
封筒:消印する台紙と返送用封筒を入れる
押印する台紙:消印1つにつき52円切手(6月からは62円切手)を貼っておく
返送用封筒:返送先の住所を書き返送料分の切手を貼っておく

はがきなどに消印してそのまま郵送する場合は返送用封筒は不要です。はがきに届けたい住所を書いておきましょう。自分宛てでも問題ありません。

消印する台紙には「消印の種類(風景印など)」を忘れずに記載しておきましょう。薄く鉛筆で書いたり、付箋などに書いて貼っておくといいですね。詳細な指示があったり、大切な台紙への消印の場合は、差出し人の電話番号を合わせて書いておくと、郵便局員さんが迷った際に確認することができ、行き違いがなくなるので安心です。

聞き慣れない言葉が多く難しく感じるかもしれませんが、やってみると「こんなに簡単なんだ」とあっさり入手できます。早速、全国のいろいろな消印を集めてみましょう!

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