小型印(小型記念通信日付印)についてちょっと詳しく、でもなるべく簡潔にご説明します。
小型印(小型記念通信日付印)ってどんな消印?
さて、早速小型印について調べてみましょう。
小型印(こがたいん)・小型記念通信日付印(こがたきねんつうしんにっぷいん)は、市町村イベントや展覧会等、地域の記念行事などの際に使用される消印である。直径32mmの消印で、鳶色のインクで押印される。風景印と異なり、使用期間が限定されている。
Wikipedia「記念印」より引用
小型印のポイントは「記念行事」です。イベントが開催されるとき、そのイベントにちなんだデザインの消印が使用されます。基本的には行事の開催期間にしか使用されないため、風景印に比べると珍しい消印とされます。特印と同様、キャラクターの消印もちらほら見かけますね。初音ミクなど、まだ特殊切手のデザインには採用されていないキャラクターも小型印として使用されたことがあるようです!
なお、風景印や特印が直径36mmであるのに対し、小型印は32mmとその名の通りやや小さいことも特徴です。
※フレーム切手では様々なキャラクターが切手に採用されています!
どうやって手に入れるの?
例によって窓口押印か郵頼(郵便による依頼)で入手できます。為替で申し込む必要がある特印に比べると入手しやすいのでぜひ集めてみましょう!
近々使用される小型印を探す
「小型印」で検索すると、日本郵便の小型印のページが見つかります。使用期間をみて、期間内であれば消印をもらうことができます。(郵頼の場合は余裕をみて1週間前までには申し込むのが無難でしょう)
気になる特印を見つけたら、窓口押印あるいは郵頼の準備をしましょう。
窓口で消印をもらうには
小型印のページの「開設場所」にて消印をお願いします。基本的には郵便局で押印しますが、小型印はイベントに伴い使用されるため、郵便局ではなくイベント会場内の出張所で押印を受け付けているケースもありますので要注意!
説明欄をしっかり読んで、間違えないように気をつけましょう。
郵頼で消印をもらうには
基本的に風景印と同じです。ただし、小型印は風景印と違い使用期間が限定されていますので、消印の試用期間内に郵便局へ到着するように発送しましょう。小型印のページで郵頼申込み期限を明記している場合もあります。
郵頼用封筒には次のものを入れましょう。
- 押印台紙(52円以上の切手を貼って、そこに小型印を押してほしいことを明記します)
- 返送用封筒(返送料分の切手を貼っておく)
特印は切手のデザインにちなむので比較的おカタいデザインのものが多い印象ですが、小型印は全国様々なデザインのものが使用されておりバラエティ豊かでとても面白いです!そして、日々どんどん新しい小型印が発表されますので、素敵な小型印を取り逃がさないようにチェックしていきましょう!